2010年2月3日水曜日

そして誰も…

「褥瘡」「仰臥位」。

医療・介護の現場ではしょっちゅう使われる言葉だが、知らない人は知らない言葉。

フィリピンやインドネシアから来た外国人看護師の日本での就労を阻む大きな原因が、漢字らしい。…せっかくはるばる来てもらっているのに、気の毒でならん。
近所の特養でも、食事の配膳の時も笑顔も挨拶も無く、ただ無機的にトレイを置いていく、外国人介護士。夢と希望を抱いて日本に来たのだろう。それでも、慣れない異国でのストレスで笑顔を失ってしまう。

あとは、以前私がブログに書いたとおり。

 ※「白衣の天使」の啓蒙を怠った結果(2009年12月11日)
 ※意気揚々と(2009年11月29日)
 ※高齢者を支える素晴らしいしくみ(2009年8月5日)

隣のカルロス(仮)がいなくなっていた。いつの間にか引っ越したらしい。
そのことをフェルナンド(仮)に聞いた、つかの間、ふと反対隣を見ると、フェルナンドの部屋も空き部屋になっていた。

二人とも、何の挨拶も無く、突然いなくなった。
まるで慌てて夜逃げをしたかのように、ガスコンロや冷蔵庫など中途半端に荷物が残されている。両隣のドアノブに電力会社のお知らせがぶら下がっているのを見て、はじめて二人とも帰国したのだろうということに気付いた。

日本は仕事も無いだろうし、今は金がブラジルの方に流れているから、当然だ。
誰だ、外国人を日本に呼んでどうとか言っていた上から目線の人ら。実際のところ、日本人も外国人も日本から出て行っているような気がする。

両隣が空いて、ブラジル荘はとても静かになった。
そういえば、今日は節分だった。暦の上では明日から、春。
 

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