2010年2月18日木曜日

なりたい自分の姿と手作りのヅラについて

なりたい自分の姿を、強くイメージすることで、その姿に近づいていける。

中学時代、同級生の友人に菊池桃子のモノマネが上手い子がいた。
彼女は心から菊池桃子に憧れており、家に遊びに行くと、部屋には『明星』の付録の菊池桃子の大きなポスターが、デカデカと貼られていた。「なりたい自分の姿を、強くイメージすることで、その姿に近づいていける」という話は、当時その子から聞いたのだ。

「菊池桃子ちゃんみたいにカワイくなるために、日夜、桃子ちゃんの姿を眺め続ける」…
現在も彼女が菊池桃子に似ているかどうかは、知る由も無いが、元気でいるのだろうか。

若い時分から私も胡散臭い人間だったので、仏教と瞑想に纏わる本を読み漁った。だから菊池桃子に憧れていた友人の「なりたい自分の姿を、強くイメージする」というのは、「本尊を観想する」という、ちゃんと理にかなった瞑想法だったと気付くことができた。
そんなわけで、私もなりたい自分の姿を強く思い描こうと思ったが、上の友人の「菊池桃子」にのような「本尊」が、なかなか思い浮かばなかった。

と、そんな時「これだ!」と思うイメージに巡りあった。
雑貨屋で売られていたタンカ(仏画)の絵葉書に、髪の長い、綺麗な女の人が描かれていた。
私はその絵葉書を拡大カラーコピーで引き伸ばして、部屋の壁に貼って過ごした。この姿に近づこうと、髪の毛も腰まで伸ばした。
しかし、「これだ!」と思った当時は全く何も知らなかったのだが、ここに描かれていたのはミラレパという「男性」で、しかも業の深い魔法使いだった。そもそも、ミラレパが私をチベットへと誘ったのだ。…


と、まぁそうして伸ばした髪も、昨年の春にバリカンでバッサリ切り落として()、随分清清しくなった。
今後あれほどまでに髪を伸ばす機会も無いと思い、あの時切り落とした髪は、未練がましく大事に残してある。あわよくば自毛でヅラを作ろうと思っていた。
ところが、自毛で作るヅラは50万円ほどかかる上に、職人の手でやってもらうにしても、誰の毛を混ぜられてしまうかわからん怖さがある。

自作ヅラキットは要る。ヅラを手作りできないものか。世に手作りのヅラを…!(
どのみち、この不景気ではヅラメーカーも販売不振だろう。是非とも「自分で作るヅラ」というニーズに着目してもらいたい。
また、ヅラ製作の文化サークルなんてのもあったらいいと思う。


そうして、今後なりたい自分の姿を…、脳裏に描いているが口外はしない。
言ってしまったが最期、魔法が解けて、脳裏に描いたイメージも消えて無くなってしまいそうな気がするのだ。
 

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